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キーエンス3DスキャナVL-800を導入しました

キーエンス3DスキャナVL-800を導入しました
当社では、これまでキーエンス製3DスキャナVL-300(測定範囲300Φ)を活用してまいりましたが、この度VL-800(測定範囲800Φ)を新たに導入いたしました。測定範囲の拡大により、大型鋳物も一度の測定で全体形状を把握でき、測定時間の短縮と精度向上を実現しています。型管理における予防保全の実現
VL-800の主要活用用途の一つが、完成した鋳型の寸法チェックです。3Dスキャナによる定期的な型測定により、型の摩耗状況をデジタルデータとして客観的に把握できるようになりました。初期状態のデータと比較することで摩耗部位を可視化し、型の交換時期を適切に判断。この予防保全アプローチにより、不良品の発生を未然に防いでいます。初品検査の高精度化
もう一つの重要用途が初品の寸法検査です。承認図面データと実際の鋳物を3Dで比較し、設計通りに製造されているかを詳細検証しています。3Dスキャナにより面全体の形状把握が可能となり、わずかな変形も見逃しません。カラーマップ表示で公差の適否が一目で分かり、品質判定の迅速化と客観化を実現しました。デジタル化により測定データの蓄積・比較が容易になり、お客様への品質報告もより説得力のあるものとなっています。デジタル技術を駆使した品質管理により、お客様により高品質な鋳物製品をお届けしてまいります。